
■継皿とは
 作家や窯元に眠っていたデッドストック品を譲り受け、金継ぎ* でリメイクした器です。
 通常、割れてしまったり欠けてしまった大事な器を修理するための技術として伝統的に用いられてきた金継ぎ。金継ぎの「修理」という機能的な側面だけでなく、偶然生まれた割れ目を美しさと捉え直してクリエイティブへと昇華し、作品として生まれ変わったものが「継皿」です。
 偶然生まれた割れや欠けを漆で継いだ跡は、器のアクセントともなる模様になり、人間のコントロールを超えた美しさを宿します。
*KISSAKOでは「金継ぎ」を漆を用いた陶磁器類の修復の技術の総称として使用しており、仕上げに金粉を用いていないものも含みます。
色漆で金継ぎされた継皿
■継皿が生まれた背景
陶磁器の修理の手法として広く認知されている金継ぎは、「大切にしていた器が割れてしまった」という状況が暗黙の前提となっています。 そのような状況でない多くの場合、金継ぎはどうしても縁遠い存在なのではないでしょうか。 そんな金継ぎをもっと身近なものにするべく、デッドストックの陶磁器を活用し、商品化するに至りました。
制作風景
■今回リリースされる継皿
 KISSAKOの継皿は、赤や黄、青を始めとしたカラフルな色漆を用いて仕上げています。
 商品は不定期で追加していきます。最新情報はブランド公式Instagramまたはホームページをご覧下さい。
- 継皿 ペア小皿(墨)
 - 継皿 茶碗
 - 継皿 マグカップ
 - 継皿 小鉢
 
今回リリースされるのは、ペアセット商品を含む4点
■販売概要
 販売開始日:2022年10月31日
 値段:4,000円~
 販売サイト:https://www.kissako-urushi.com/
 Instagram:https://www.instagram.com/kissako_urushi/
■KISSAKOとは
9色展開するカラフルな漆のお箸「色箸(IROBASHI)」、デッドストックの陶磁器を金継ぎでリメイクした「継皿(TSUGI-SARA)」を販売している漆器ブランドです。割れた器の金継ぎ修理も受け付けています。2020年9月より色箸の販売を開始し2022年9月に2周年を迎えました。
カラフルな漆のお箸「色箸(IROBASHI)」
■KISSAKOの作家 間瀬春日
 1998年生まれ。神奈川県出身。
 2021 金沢美術工芸大学美術工芸学部 工芸科 漆木工コース卒業
 漆芸作家として活動中。
漆芸作家 間瀬春日
 
 

 
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